【アイモバリアルグルメツアー】新宮エリアのなれ寿司という未知の世界に挑む!

こんにちは。北陸の食パンです。

この冬は寒いですねー。けれども、もうすぐ花粉症シーズンも到来。わいにとっては、嫌な季節突入も間近であります・・・。

さて、今回は「アイモバリアルグルメツアー」第拾参弾の記事をお送りします。内容ですけれども、新宮エリアの「なれ寿司」を食べてみたいと思います。

最近、書く記事ネタが思い浮かばないから、しばらく溜めに溜めた「アイモバリアルグルメツアー」消化することに走ろうなんて言えない。

それでは、早速本題に入りましょう。

アイモバにおける新宮エリアのアイテムであるなれ寿司の説明文は「魚を発酵させて作るなれ寿司。1度ハマると止まらない!?体力が少し回復します。」と書いてありました。

2013年8月に現地制覇したものの、あくまでエリア制覇ドライブが主だったため、「なれ寿司」を食べることすらできませんでした。まあ、その時は朝方だったしね・・・。

熊野速玉大社参拝して、那智のほうに行ったんだよなあ。あのときは・・・。その後、2015年に仕事でも行ったんだけど、見動きとれなかったから結局なれ寿司を食べることすらできず・・・。

そして、時が経ち2017年5月に例の遠征において、ついに念願のなれ寿司にありつくことができました。

しかし、このなれ寿司についてはツイートしてませんでしたね。ということで、もし、ツイートしてたら、おそらくこういうツイートをしていただろうという文章を即興で書いてみました。

「第●●回目は新宮エリアのなれ寿司。現代の寿司とは一味違う長い伝統を誇る本物の寿司がこれ。冷蔵庫すらなかった古い時代から伝えられる発酵食品の一つです。」

たぶん、これでimas505iタグ・アイモバリアルグルメツアータグ、画像を添えればほぼ140文字になるんじゃないですかね。きっと。(でも、今回は短いから130文字以内になってるかも)

いつも通りのお約束ですけれども、このブログにおけるリアルグルメツアーの紹介順は相変わらずランダムなので、そこのところはよろしくです。

さて、わいにとっては未知の世界であるなれ寿司にいざ挑もうじゃないか!

なれ寿司もアイモバやって知ったとか言えない

(取材したのは2017年5月です)

【追記】2018年5月に同じ店に行って再取材してきました。追記部分は青字にて記載しております。


ときは、2017年5月のGW。

プロミのときに初めて出会ったZAKIX虎Pさんのところに遊びにいってたわいは、前日に四日市とんてき松阪牛の取材ができて優勝気分を味わった。

そして、当日は潮岬へと向かう道中で、昼飯としてめはり寿司を食べ、潮岬観光の後、新宮駅で撮り鉄した後になれ寿司を食べようということになった。

(当時の動向【3日目】については、こちらも合わせてご覧ください。)

今回は新宮駅から歩いて10分くらいのところにある「東宝茶屋」というところにやってきました。

現代に溶け込むちょっとレトロチックな建物がまたいいっすねえ。ちょっと気品が高そうな料亭っぽい外観です。

ここで、同行していたZAKIさん思わず興奮。というのも、彼はゴジラの大ファンでゴジラ系統の東宝映画についてはかなり詳しいお方。映画の東宝とは関係ないにしろ、「東宝」の二文字を見てピンときたようである。なお、お店の名前は一切知らせてなかったので、興奮するのも無理はなかろう。

ちなみに、この「東宝茶屋」は知る人ぞ知る有名店としても挙げられている。

それでは、有名店たる所以をここから探っていきたい。

店の入り口の横にある扇形の立て看板を撮影してみる。

そこには・・・

  • 名物 鮎・さんま なれずし
  • 寿司
  • うなぎ
  • 懐石料理
  • 仕出し

と書かれていた。

そう。この「東宝茶屋」はなれ寿司で有名なお店だったりします。本来は、「馴れ鮓(熟れ鮨)」と表記するのが一般的ですが、ここではアイモバの基準に合わせ、「なれ寿司」で表記を統一することにします。

いやあ、これは店の門をたたいて、「頼もう!」っていうしかありませんね。

では、頼もう!

お店の中に入ると、料亭と寿司屋の間をとった造りになっており(写真撮り忘れちゃいましたけど・・・)、入ったと同時にすぐにお座敷に通された我々。

あのGWの最後の晩餐にふさわしいいい雰囲気になってきたんじゃないですかねえ?

襖しめちゃえば個室状態になりますからねえ。そんな中、千早になれ寿司を食べさせようといじわるするわいが・・・

おっと、妄想している場合ではなかったw

てか、料亭っぽいお座敷通されることってめったにないから妙に緊張してしまったのはここだけの話である。

とりあえず、メニューを見てみると、そこには・・・

  • ミンククジラ(赤身・畝須・ベーコン)
  • ゴンドウクジラ(尾の身・うでもの)
  • イルカ
  • クジラ盛り合わせ

とかいうココロ躍る文字列がっ・・・。

わいとしては

クジラ・・・イルカ・・・食いたいっ! 食いたすぎるっ!

もうね。誘惑がすごいんですよ。誘惑が。

ということで、クジラとイルカを頼みたいところですが、金銭的な問題と今回の目的はあくまでなれ寿司なので、あえなく・・・

却下

されました。(えー。

つぎここ来たときは、新宮泊りがけ必須でありつきたいもんですわ。酒とともに。

下にある焼物についてもそこそこのお値段。うなぎもなかなかお値がいい・・・。

そして、熊野牛網焼とか超うまそうな文字を発見! この写真では反射して見えないですが、お値段はなんとぉ!

3000円也

ああああああああああああああ。

もう本題のなれ寿司に入る前に何回昇天すれば気が済むんですかねえ。この主は・・・。

まあ、それだけ誘惑が

いっぱいいっぱい♪

あったってことです。はい。

こら。そこ、しれっとアイマスネタを混ぜない

てか、10万円渡されたらクジラもイルカも熊野牛網焼もすべて注文してると思います。はい。

食いきれるかというのはまた別問題。

だいぶ話が脱線しまくりましたけども、ここでようやく寿司の項目のメニューを開きます。

普通の握り寿司の下を見てみると・・・ついに、見つけたぞぉ!

  • さんま馴れ鮓
  • あゆ馴れ鮓
  • さば馴れ鮓
  • あまご馴れ鮓(2018年5月再訪問時にラインナップされていたことを確認)

といった具合に3種類(2018年5月現在は4種類)のなれ寿司を提供しているようだ。

そして・・・

三十年物珍味本馴れ鮓

とかいう王者級の代物まであるんやで(ニッコリ)

そう。有名店たる所以ここにあり!

そう。「東宝茶屋」は、この30年物の馴れ鮓というディープな郷土料理が体験できる店ということで、全国から評判を聞きつけ訪れるそうなのだ。

その割には、待たされることなくすんなり入れてしまったのはなぜだろう

そして、なれ寿司に関する記事(もとい今回訪れた東宝茶屋についての記事でもある)があったので、記念に撮影する。(画像をクリックすると拡大画像が見られます)

ここで、なれ寿司について語ることにしよう。

なれ寿司は、主に魚を塩と米飯で乳酸発酵させた食品である。現在の主流になっている寿司は酢飯を用いるが、なれずしは乳酸発酵により酸味を生じさせるもので、これが本来の鮨(鮓)の形態なのだそうである。ちなみに、現在の寿司は、にぎり寿司を中心とした早ずし(江戸前寿司)が主流になっている。

なれ寿司は、冷蔵庫などなかった古代に動物性タンパク質を保存するための知恵として生まれ、魚貝や獣肉、野菜や山菜を飯に漬け、重石をして数日から数か月、あるいは数年間も乳酸発酵させるのだそうである。乳酸発酵作用によって酸っぱくなり、pHの低下により雑菌の繁殖を抑えつつタンパク質の分解に伴うアミノ酸系エキス成分により、うま味が増加するらしいとのこと。

日本のなれ寿司は、弥生時代に稲作が渡来したのと同時期にもたらされたものとする見解があるが、確証はないそう。その後、平安時代中期に制定された延喜式には、西日本各地の調としてさまざまななれ寿司があったそうである。

その例として・・・

  • アユ
  • フナ
  • アワビ

が大勢を占めるが、ほかにも

  • イノシシ
  • シカ

などが、なれ寿司の材料として使われていたようである。

戦国、織豊時代以降には、新たに

  • ドジョウ
  • ナマズ
  • ウナギ

など魚の種類が増加する一方で

  • ナス
  • ミョウガ
  • タケノコ

などの野菜類を材料とするものもあったそうだ。

ちなみに、なれ寿司としては和歌山県(さんま・さば)が有名ではありますが・・・

  • 鮒寿司(滋賀)
  • へしこ(福井)
  • かぶら寿司(石川・富山)
  • はたはた寿司(秋田。米麹を併用)
  • 飯寿司(北海道・東北地方。米麹を併用)

などといったものもなれ寿司のカテゴリーに入っているのだ。

なお、アイモバのアイテムにも、湖西エリアの「鮒寿司」と小浜/若狭エリアの「へしこ」があった。

なんで、アイテムになれ寿司系が妙に多いのかは謎なんだが

ところで、新宮周辺のなれ寿司は、元来鮎を材料としていたが、山の人たちが海沿いに進出したと同時に、さんまやさばのなれ寿司を作るようになったそう。(特に熊野灘で獲れるさんまは三陸沖で獲れるさんまに比べて脂がかなり少ないらしい)

これらの共通点として「脂があまり乗っていない」というのがなれ寿司を作る上での重要なポイントだそうである。

ということで、お待たせしました。こちらがなれ寿司です。

今回は、一番ベタなさんまのなれ寿司を食べることにしました。なれ寿司を初めて食べるのであれば、さんまを選ぶのがいいと思います。(歴史的にはあゆが一番古いですが、海の魚と違って、川魚には癖があるようです)

ちなみに、注文時にお店の大将より、「馴れ鮨は初めてですか?」と聞かれた上に「糠漬けが苦手な方は止めた方が良いですよ」とのアドバイスを頂戴しましたが、わいは大丈夫だといいました。

なお、このときZAKIさんが大丈夫とは言っていない(ココ重要)

めったに糠漬けは食べませんけど、食べたことはありますのでね。

ということで、第一のフィルター

「糠漬けが食べられない人はなれ寿司を食べるのはよしたほうがいい」

の発動であります。ここで大丈夫と答えた人は覚悟しておくがよい(ぉ

ここのさんまのなれ寿司は、秋刀魚はまず背開きにして、内臓や骨を取り除き、塩をまぶして一年間寝かせ、それをご飯とともに漬け込み、3週間~1ヶ月ほどで完成させるらしい。

そんでもって、一番の懸案事項・・・

「わいは食えても、ZAKIさんが食えるかどうか心配」

うん。これについては、店に入る前から心配してた(ぉ

完全にわいのわがままに道連れ状態だし、万が一ダメだったらわいが全部食うつもりでいたからね。ええ。

余談ではあるが、三十年物のなれ寿司になると・・・

魚や飯の形がもはやなくなっており、まるでヨーグルトのようになっている

そうです。今度行ったら挑戦してみたいです。はい。(ネットで調べれば正体はわかります) ←再取材したので、この文章は削除されました

(これより追記)

2018年5月に再訪問したときに、三十年物のなれ寿司注文しましたよ。ではご覧頂きましょう。

はい。こちらが例の・・・

三十年物珍味本馴れ鮓

です。マジで、これ見た目ヨーグルトじゃねえかw

手を上にかざして扇いで匂いをかいだだけでも、酸味が鼻に伝わるこの香り・・・。わさびの「つーん」とした感触とはまた違う「つーん」とした感触であった。いわゆる酢の匂いに近い感じになるのだろうか。ひょっとしたら酢よりももっと強い感触を覚えるかもしれない。

そして、実際に食べてみると舌がちょっとヒリヒリするような酸味を感じた。ただ、酢をそのまま舐めるときの味に比べれば少しばかりではあるが優しかった。そんな気がする。けれども、酢の味(リンゴ酢とか)に慣れてしまってる人にとっては、ちょっと違和感を感じる場合もあるかもしれない。そこはその人次第になってしまうのだろうが・・・。

きれいな言葉で言い換えれば、芳醇かつ濃厚な味が楽しめる珍味といっても過言ではないだろう。もし、興味があれば怖いもの見たさで注文してみて、実際に食してみることをお勧めする。

余談ですが、再訪問時の同行者は誰もこの三十年物の本なれ寿司を食べたがりませんでした。(匂いでアウトだった)

(追記ここまで)

話を戻して、さんまのなれ寿司をひとつまみしたときに撮影したものが、こちら。

写真下部に写っている醤油入りの小皿は「唐辛子醤油」。「唐辛子醤油」をつけて食べ方のが大将おすすめの食べ方だそうです。

さんまの馴れ鮨は、独特の風味と「ねっとりとしたお米の食感」と「乳酸発酵」による、お酢とは違った酸味のバランスが絶妙な御味でした。

さらにおすすめの唐辛子醤油につけて食べると酸味と塩味が馴染んで味がまろやかになり、よりおいしく感じられました。

味をあえて具体的に例えるならば、チーズのような味ですかね。チーズが食べられるなら問題ないんじゃねなんて思いました。

ということで、第二のフィルター

「チーズが食べられない人はなれ寿司を食べるのはよしたほうがいい」

の発動であります。

てか、チーズがマジで苦手っていう人は、まじめになれ寿司を食べることをお勧めしません。中には、匂いだけで受け付けないって人もいるくらいらしいので・・・。

なお、ZAKIさんがなれ寿司を一口食べたとき、ちょっとつっかえ気味になっており・・・

「うわ、これ完全に地雷踏ませちゃったか?」

なんて、思ってたんですけど、なんとか食べることができたようである。結果的に、3:2(わい:ZAKIさん)で分け合って食べた。わいなんか、完全になれ寿司の虜になっちゃいましたよw

最後に、大将から頂いたなれ寿司の由来記がこちら。(画像をクリックすると拡大画像が見られます)

字が読めるところと読めないところがあるので、ここでは大雑把に要約させていただくことにする。(全部解読できる人は画像をクリックして解読してください。その方がより理解できると思います)

なれずしは一般的に、米と、タンパク質である魚から作られ、その発酵の過程で増えた乳酸菌が豊富に含まれているので、胃腸にとても良いとのこと。

また豊富に含まれる乳酸菌が胃腸を整えることにより、美肌効果もあるという。特に30年もののなれずしなど、一日一舐めするだけで、整腸作用は驚くべきものがあるというのだ。それによって便秘も解消され、蓄積されていた毒素も徐々に身体から抜けて、美しいお肌になるのではないだろうか。美容を気にする女性なら是非とも食べていただきたい一品であると思う。

ところで、新宮辺りのお酒飲みは、「ちょっと今日は飲みすぎたな」という日には、最後に秋刀魚のなれずしを一本食べるという。すると、乳酸菌の力で翌日は二日酔いにならず、胃ももたれないらしい。なんと、酒飲みの方にもやさしい料理なのである。

しかしながら、なれずしに限らず日本の伝統的な食品は、食生活の西欧化により衰退消滅の一途をたどっているのが現状である。この世界に誇るべき素晴らしい発酵食品の一つともいえるなれ寿司であるが、この日本の食文化の一つの極みともいえる発酵食品をぜひ一度ご賞味いただきたいというのが、わいの本音である。

なお、発酵食品という特性上、食えないという方も中にはいらっしゃるので、強制的にはお勧めはできないのではあるけれども、もし食べられるのであれば普段食べる寿司との違いを感じながら、日本伝統食品の味わいを感じていただきたい所存である。

(これより追記)

2018年再訪問時に、すべてのなれ寿司を注文してみました。

2018年の再訪問時は、わいとZAKIさんのほか4名が加わり、総勢6名で店にやってきたので、思い切ってなれ寿司全種類を注文しました。この4種を皆で分け合って食べました。

さんま・あゆ・さば・あまごの4種類のなれ寿司が一つのテーブル内に並んだ姿は壮観です。

まずは、前回食べたさんまのなれ寿司。なれ寿司を食べたことない人はまずはこれを食べましょう。

次に、あゆのなれ寿司。川魚特有の癖があるので、それが苦手な方はやめたほうがいいかも。なお、再訪問時にいたメンバーは全員食べられたどころか、そこまで癖を感じなかったと言ってました。

そして、さばのなれ寿司。わい的にはこのさばのなれ寿司が一番癖があったように思います。なお、一部のメンバーはさんまのほうが癖があったという感想もあったそうで・・・。

最後は、あまごのなれ寿司。昨年、今年とさんまが不漁ということで急きょメニューに加わったという女将からの弁である。

ちなみに、あまごは川魚で、サツキマスのうち河川残留型の個体種のことをあまごというらしい。(海や湖に出た個体種はあくまでサツキマスという)

(追記ここまで)


ということで、アイモバリアルグルメツアー第拾参回目、新宮エリアのアイテムである「なれ寿司」のレポートをお伝えしました。

今回、紹介した「東宝茶屋」は、なれ寿司が一番有名ですが、クジラ・イルカの刺身といった珍味や、熊野灘で獲れた新鮮な地魚料理なども味わえますので、なれ寿司は無理だけど、珍味や新鮮な地魚料理などは食べられるといった方には是非ともおすすめしたい新宮のグルメスポットです。

次回のアイモバリアルグルメツアーはお隣にある桑名周辺エリアのアイテムを取り上げたいと思います。今年は少しペースを上げて更新できるように頑張るっすわ・・・。


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